カードローンの広告でよくある”総量規制対象外”ってなに?

カードローンの広告でよく見る宣伝文句のひとつとして「総量規制対象外」というものがあります。
2010年に施行された貸金業法というもので、無法地帯だった金融関係の状況を一掃するのが目的の法律のようです。

もっともっと借りて欲しい金融業者側と、もっともっと借りたい消費者側。問題なのは、この時期、どちらも返済能力など気にしないで貸し借りをしていたことです。そのため、消費者側は多重債務に陥り、返済をするために、別な金融業者でお金を借りるという悪循環。結局、苦しむのは消費者側でした。

貸金業法は、苦しむ消費者を救うための法律でもあるんです。

なので、金融業者に厳しい法律でした。もちろん、消費者側にも厳しい面はあります。でもそれは消費者を救うために厳しくなったと言えます。

● 年収の3分の1までしか借り入れが許されない。

● 専業主婦の方が借り入れを受ける場合は、配偶者の同意が必要。

● 一定額以上の借入れの際には収入の証明が必要。

● 金融機関を利用する場合は個人の信用情報の登録が必要。

● 新規借り入れの上限金利は20%以下に。

どれも利用するのにとても制限があるように見えますが、利用者が無茶をしないように定められているのがわかります。全体的に言えるのは、「毎月ちゃんと返済していけるのか?」ということです。

毎月の給料で、生活もして、ローンも払って、さらに消費者金融の返済を行うというのはなかなか大変なことです。なので基準が年収の3分の1ということになるんでしょう。

以前は、専業主婦の方も旦那に内緒でお金を借りて、当然返せなくなって、家庭内が大問題、ということも多かったんだと思います。ただ、これに関しては、銀行は総量規制対象外なので、銀行系と呼ばれるカードローンでは、収入のない専業主婦は30万円までの借り入れが可能ということになっています。もちろん、旦那さんに安定した収入があることが大前提ですが、旦那さんの同意がなくても30万円までは借りれるというのは助かりますね。

アコムの場合は、三菱UFJフィナンシャル・グループといって銀行系のようですが、消費者金融なので「総量規制」の対象になります。ですので、上記の制限は全て当てはまります。

三菱東京UFJ銀行とパートナーになっているアコムですが、プロミスとモビットは三井住友銀行との提携をしています。どれも提携していますが、消費者金融なので総量規制の対象です。しかし新生銀行の傘下になったレイクは銀行に完全に吸収された状態ですが以前のレイクの名前を残しているため総量規制の対象外な消費者金融という状態です。さらにはアイフルは銀行と提携していませんが、しっかりと生き残っています。


ちなみに、消費者金融では、専業主婦がお金を借りるのは厳しいということになっています。配偶者の同意、というより、配偶者自身が本人の名義と証明書類で借りるならOK、ということになっており、専業主婦は事実上借り入れ不可能といえます。

消費者金融のほとんどの場合、50万円以上の借り入れ希望の場合は収入証明書類が必要となります。

そして、利用はもちろん、申し込むだけでも、記入した個人情報は「個人信用情報機関」に5年間登録されます。申し込んで審査に落ちても情報は残ります。申込み情報は6ヶ月経てば削除されます。

では「信用情報機関」について紹介します。過去に消費者金融を利用した経験がある方で、返済が遅れたことがあるという方は不安なのが「ブラックリスト」です。新規で消費者金融に申し込むのに審査に影響するのではと心配になると思います。その「ブラックリスト」の情報があるのが「信用情報機関」です。消費者金融やクレジットカードの利用なら主に【JICC】と【CIC】に情報があります。実は自分自身の情報なら情報開示することができるんです。手数料1000円で過去5年のデータを確認できます。

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