改正賃金法で一体どこが今までと変わったのか?

2008年に貸金業法が従来の貸金業法から改正されました。

何処が今までと変わったのか、何故変わったのか解説します。

・総量規制が出来た

今となっては普通になった総量規制ですが、昔は貸金業法には定められていませんでした。

結果的に貸金業者は貸したい人に貸せるだけ貸すといった無法図な状態になっていました。

団体生命保険に入り、債務者を追い込み自殺させ保険金で回収するといった闇金のような事を行なっている業者も多数存在していたのです。

その様な問題を防ぐ為、現在では年収の3分の1を超える貸付を行えない様にして団体生命保険への加入も法律で禁じています。

・みなし利息の条文をなくした

旧貸金業法にも法定上限金利15~20%は規定されていました。

貸金業者は旧貸金業法に書かれていた『債務者と合意すれば、法定上限金利を超えてもいい』という条文を悪用し、貸金業法ではなく出資法の上限となる29.2%で貸付を行なっていました。

後にこの条文は無効と最高裁で判断され、大量の過払金が発生する事態になっています。

改正貸金業法ではみなし利息の条文は削除されています。

・資本金の最低額を作った

旧貸金業法には貸金業者の資本金に規定がありませんでした。

資本金の小さな貸金屋でも簡単に開業する事が出来た為、貸金業者が乱立しサラ金ビルなど社会現象となってきました。

貸金業者が乱立していると法律を守らない業者が多数現れ、監督する省庁も全ての業者に目が届かない悪循環が発生します。

そこで改正貸金業法では資本金の最低額を作り、その資本金が用意できない業者は廃業させることにより業者の乱立を大手に集約させ、監視をしやすくなるように業界を変化させた訳です。

改正貸金業法は闇金と正規業者の棲み分けを行い、業界をクリーンにして一定の効果を上げています。

多少不便でも利用者に寄り添った内容になっていますので我慢するようにしてください。

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