総量規制が見直されるという話が少し出ています。

今後貸金業法が見直され、再び規制緩和の時代が来るかもしれないのです。消費者金融でキャッシングやカードローンを利用する際に、給与に対しての借り入れ可能な金額に上限があるのが総量規制です。

厳しかった総量規制の見直しについて解説します。

・そもそも何故総量規制は厳しくなったのか

消費者金融全盛期の時代、消費者金融は借り手の返済能力をよく確認せずに貸付を行っていました。

その時は消費者金融から借りる場合、連帯保証人や生命保険に入るケースが普通でしたので、過剰貸付を行っても保証人から回収したり、追い込んで自殺させたりして回収するといった悪質な回収手法が横行していたのです。

現在は業界が真面目になり悪質な回収もなくなったため、総量規制などで業界のルールを法律で規制する必要はないと考え総量規制の見直しを検討し始めているわけです。

・総量規制の見直し、目的は銀行カードローンとの規制の差の解消

例えば年収600万円の人で、銀行カードローンから600万円の貸付を受けている人とゼロ円の人、消費者金融が貸せる金額はどの様になりますでしょうか。

消費者金融は総量規制の影響を受けますから、どちらの人でも200万円までしか貸す事が出来ません。

これは消費者金融と銀行の競争力に明らかに阻害しています。

総量規制の影響がなくなれば、後者の人の信用状態を見て消費者金融も200万円以上の貸付が行える様になるでしょう。

銀行カードローンが消費者金融と変わらないキャッシングの方法を取るようになってから、不公平感が増してきたと言えます。総量規制の対象外である銀行カードローンが「即日融資」や「30日間無利息」などのサービスを行ってしまうと、もともと低金利な銀行側に勝てるはずがありません。

総量規制の見直し法案はまだ具体化していませんが、行われる可能性は少ないながらあるかもしれません。

より利用者にとって借りやすい時代が来ると思いますので、今後の成り行きを見守っていきましょう。

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